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心電図が苦手な人は必見!イラストでわかりやすく解説しました【心房細動、心室細動編】

心房細動と心室細動は看護学生の頃からもよく聞きますよね。

国家試験の問題にも出題されやすい不整脈です!

心房細動、心室細動も心臓が不規則に震えている状態(心臓が痙攣している状態)。

その不規則な震えが・・・

心房で起これば、心房細動。

心室で起これば、心室細動

ナースひまり
ナースひまり
詳しく説明していきますね!

心房細動

心房細動の波形は、心房がプルプル震えることでP波が見えなくなり、基線がジャミジャミになります。

そして、心室に伝わる電気刺激も不規則になるのでRR間隔は不整に。

ナースひまり
ナースひまり
QRS波は心室の収縮を意味してましたよね。心室の収縮が不規則なることで、RR間隔は不整になります。

心房がプルプル震えることで、規則正しいリズムで心臓は血液を送り出すことができなくなって・・・

その結果、『血栓ができやすい』というのが心房細動の怖いところです。

血栓ができて、ある特定の部位にとんだ時・・・

  • にとべば、脳梗塞
  • 心臓にとべば、心筋梗塞
  • にとべば、肺塞栓
  • にとべば、下肢静脈血栓症

になってしまいますヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

既往歴に心房細動がある患者さんは必ずといって、抗凝固薬を服用されています。

集中治療室に入院するような重症な患者さんは絶飲食になることも多くて、抗凝固薬は内服薬のかわりに静脈注射で代用する場合もあります。

(経鼻チューブを入れて、そこから投与する場合もあるのでケースバイケースですが^^;)

これは抗凝固薬に限らず、

  • 坑痙攣薬
  • 坑パーキンソン薬

など中止することで、患者さんが元々もっている病気が悪化してしまうということもあるので・・・

看護師は医師から内服薬の中止指示が出ても、

入院前に患者さんが

どんなお薬を飲まれていたのか?

をしっかり確認して、医師に「本当に中止していいのか?」確認する作業は臨床では大事なことです!

医師も人間。医師も見落としてしまう可能性が0とは言い切れないので・・・

こうやって看護師が医師のフォローをすることも、看護師の仕事の一つです。

心室細動

心室細動は心室が痙攣している状態。

期外収縮のところでも一度話しましたが、心房の心筋は薄いのに対して、心房の心筋は全身に血液を供給するために分厚くなっています。

なので、そんな心室で不規則な震えが起きてしまったら、全身に十分な血液が供給できなくなってしまうんです!

波形もこんなジャミジャミに。

心室細動は、いわば・・・

『心拍出量0(心停止)』

の状態。

なので、

  • 胸骨圧迫
  • 除細動

といった緊急処置が必要になります!

3~5分以上の心停止は、たとえ心肺再開したとしても脳に障害が残ってしまう(蘇生後脳症)ので、発見時はいかに早く対応できるかが鍵になります。

といっても、心室細動を起こしている患者さんを目の前にした時は本当に怖いです( ;  ; )

わたしが臨床で心室細動を見たのは手で数えるぐらいしかなくて、滅多に見る不整脈ではないのですが・・・

だからこそ、それを発見した時は本当に怖くて、ご家族様がいる前で

  • 胸骨圧迫を開始したこと
  • 周りに応援要請した時のこと

は今でも鮮明に覚えています。

(たぶんこれからも一生忘れません。)

わたし以上にご家族様も怖かったと思うのですが、自分の対応が今後の患者さんの人生に大きく左右するというプレッシャーは本当に大きくて・・・

わたし自身もその時すごく怖かったというのが素直な感想です。

ナースひまり
ナースひまり
知識として知っていても、それを実践でできるかどうか?はまた別物だということをわたしはこの経験から改めて思いました。

だからこそ日々経験したことをしっかり振り返って、もしもの時にすぐに頭の引き出しから取り出せるようにしておくことが

患者さんを守る

自分を守る

上でも、とても大事なことです。

まとめ:心房細動、心室細動の違いは?

心房細動(AF)

心室細動(VF)

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ナースひまり
ナースひまり
集中治療室8年目アラサーナース。将来のライフイベントに備えて、現在看護師の仕事をしながら別のキャリアに挑戦中。 人生、健康、恋愛、結婚、お金、人間関係、今後のキャリア・・・わたしは7年以上看護師をしてきて、本当にいろんなことに悩んできました。心身が崩壊しそうになったなんてことも。たくさん悩んできたわたしだからこそ伝えられることがある。そんな思いでこのブログをはじめました。詳しいプロフィールはこちら
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