現場のノウハウ

集中治療室で7年以上働いた看護師が語る。急性期で働く上で1番大切なことは?

ナースひまり
ナースひまり
こんにちは!ナースひまり(→プロフィール)です。

わたしは入職してからずっと集中治療室で働いているので、急性期に関してはベテランです!

急性期で働く上で1番大切なことってなんだと思いますか?

  • いろんな疾患をみられるようになること?
  • 迅速な判断ができること?
  • テキパキ業務をこなしていけること?

わたしの中では、それよりももっと大切なことがあると思っています。

今日はそのことについて書きますね。

集中治療室で7年以上働いてみてわかったこと。急性期で働く上で1番大切なことは?

ナースひまり
ナースひまり
急性期って言われると、勉強、体力、精神的にもハードなイメージがありますよね。

実際、知識や技術は高度なものが求められますし、心身の負担も大きいです。

自分のミスが患者さんの命を危険に晒してしまうなんてこともあります。

そして、患者さんが急変したときには現場は殺伐とする・・・

そんな環境の中でわたしが1番大切にしていること。

それは『人間性を磨くこと』です。

ナースひまり
ナースひまり
専門スキルを磨くことも大切ですが、わたしはそれ以上に大切なことだと思っています。

それはなぜなのか?

説明していきますね。

なぜ『人間性を磨くこと』が大切なのか?

後輩ちゃん
後輩ちゃん
先輩って、集中治療室でずっと働いてますよね。

ナースひまり
ナースひまり
うん、気づいたら7年以上も経ってた(笑)

後輩ちゃん
後輩ちゃん
わたしはまだここでの経験が浅いんですけど・・・先輩が急性期で働く上で大切にしていることってありますか?

ナースひまり
ナースひまり
もちろん!知りたい?

後輩ちゃん
後輩ちゃん
はい!やっぱり専門スキルを磨いていくことですか?

ナースひまり
ナースひまり
ううん、違うよ。わたしも新人の頃はそれが大切だと思ってたけど、実際に働いてみてそれ以上に大切なことがあることに気づいたの。

後輩ちゃん
後輩ちゃん
そうなんですね・・・!それってなんですか?

ナースひまり
ナースひまり
それは“人間性を磨くこと”!

後輩ちゃん
後輩ちゃん
人間性?それはなんでですか?

ナースひまり
ナースひまり
理由は主に4あって、順番に説明していくね。

一緒にスタッフを萎縮させないため

まずは“一緒に働くスタッフを萎縮させないため”です。

わたしが入職したときの職場は人間関係がひどくて、毎月誰かが精神的に病んで辞めていくような感じでした・・・

相談したくても怖くて相談できない。

そんな悩みを抱えているスタッフばかりで、特に新人や異動してばかりの人は肩身の狭い思いをしていました。

わたしもそのうちの1人で、先輩に相談したり、はじめてのケアを先輩に確認してもらう時には緊張して怒られないか不安で思ったようにできない自分がいました。

気持ちと体は連動しているので、気持ちの影響を体はもろに受けます。

わからない、できない自分が悪かったけど・・・

ナースひまり
ナースひまり
わたしはそれがイヤでイヤでたまらなかったんです。

だから、相手を萎縮させるようなことは絶対にしない!って心に決めて仕事をしてきました。

(って言っても、緊急を要するときとか忙しいときには自分に余裕がなくなってイライラしてしまう時があったんですけどね。)

急性期の現場において、相談できない環境は致命的。

急性期の患者さんは容態が急変しやすいし、ちょっとした観察不足が患者さんの状態を悪化させてしまう。

看護師の観察不足や判断ミスが最悪の場合、死にもつながる可能性だってあります。

教科書通りに患者さんが経過をたどっていくなんてこともないし、何年急性期の経験を積んでも予想外のことなんていくらでも起こる。

ナースひまり
ナースひまり
だからこそ相談できる環境っていうのはすごく大事なんです!

いつでも相談しやすい存在でいれるように、自分自身の感情のコントロールをして一緒に働くスタッフが萎縮せずに働ける環境をつくっていくことは急性期で働く上でとても大切なことです。

患者さん、家族は看護師のことをよくみている

患者さん、家族は看護師が思っている以上に看護師のことをよく見ています。

対面している時だけ態度を気をつければいいっていうことはなくて、普段からの何気ない言動もわたしは気をつけないといけないなって思っています。

これは患者さん、家族から直接聞いたこと。

後輩ちゃん
後輩ちゃん
わたしもおじいちゃんが入院した時、看護師さんのことはよく見ていました。おじいちゃんも看護師さんのことはよく見ていて、あの看護師さんは好き、あの看護師さんは嫌いって言ってました(笑)

ナースひまり
ナースひまり
でしょ?対面で関わったときだけじゃなくて、普段から自分の言動を気をつけていくことは大切なことだよ。信頼関係は普段からの積み重ねで築いていくものだから。

辛い、しんどいときに関わった人のことはよく覚えているもの

人は良いことよりも悪いことの方が印象に残りやすいもの。

ナースひまり
ナースひまり
辛い、しんどいときに関わった人のことってよく覚えていませんか?

それは患者さん、家族も同じ。

容態が重症なほど、体も気持ちも不安定な状態。

普段なら気にならないようなことでも気になってくる。

急性期の現場において、看護師の言動に一喜一憂しているなんてことはよくあること。

「傷ついた。」「もう入院したくない。」

なんてことにならないように、

「ここの病院でよかった。」「あの時よくしてもらって本当に感謝している。」

って思ってもらえるように、人間性を磨いて小さなことにも気づいて関わっていけるようになることはすごく大事なこと。

ナースひまり
ナースひまり
退院した後の患者さん、家族の感謝の言葉は本当にうれしいものです。

人は何を話すかよりも誰が話すかをみている

最後がこれです。

人って何を話すかよりも誰が話すかをみているんです。

後輩ちゃん
後輩ちゃん
そうなんですか?

ナースひまり
ナースひまり
うん。同じことを言っていても、言う人によって受け止め方が違うときってない?

同じことを言われても相手によって「この人のいうことなら聞いてみよう。」と感じる場合と、

「そんなことあなたに言われたくない!」と感じる場合がある。

実は何を話すかよりも、「この人の言うことなら聞いてみよう。」と相手に感じてもらうことの方が大事なんです。

後輩ちゃん
後輩ちゃん
確かに・・・。言う人によって受け止め方って変わってきますよね。

ナースひまり
ナースひまり
でしょ?話す内容も大事だけど、その前に信頼できる人になることが大事なの。

後輩ちゃん
後輩ちゃん
そうですよね。でも、まだ新人の自分にそれができるか自信がないです・・・

ナースひまり
ナースひまり
大丈夫!まずは意識すること。意識し続ければ自然とできるようになっていくよ。よくないのは、自分にはできないって最初から諦めてしまうことだから。

後輩ちゃん
後輩ちゃん
わかりました。まずは意識することから始めてみます!

まとめ

急性期で働く上で1番大切なことは?

『人間性を磨くこと』

急性期は展開も早いから、専門スキルを磨くことを重点に置きがち。

でもそれだけだと信頼を得ることはできない。

どんな仕事も信頼がないと成り立たないし、ピリピリしがちな急性期の現場だからこそ人間力を磨いていくことは大切。

追伸

人には向き、不向きがある。

でもそれは他人が決めることじゃない。

それはその人の見解であって事実とは限らない。

急性期に向いているのか?慢性期に向いているのか?決めるのは他人じゃなくて自分。

わたしは

「あなたは急性期に向いていないよ。」

って言われたときもあったけど・・・

今はやりがいを持って、楽しく仕事ができてる。

どんなことでもやってみないとわからない。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ナースひまり
ナースひまり
詳しくはプロフィール内に書いてあります。わたしの幼少期から今に至るまでの話をストーリー性でまとめたので楽しみながら読んでもらえると嬉しいです!

ABOUT ME
ナースひまり
ナースひまり
集中治療室8年目アラサーナース。将来のライフイベントに備えて、現在看護師の仕事をしながら別のキャリアに挑戦中。 人生、健康、恋愛、結婚、お金、人間関係、今後のキャリア・・・わたしは7年以上看護師をしてきて、本当にいろんなことに悩んできました。心身が崩壊しそうになったなんてことも。たくさん悩んできたわたしだからこそ伝えられることがある。そんな思いでこのブログをはじめました。詳しいプロフィールはこちら
RELATED POST

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。