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「とっさの判断が苦手!」集中治療室8年目看護師が体験談から語る2つの解決策

ナースひまり
ナースひまり
こんにちは!ナースひまり(→プロフィール)です。

看護師の仕事って、臨機応変にやらないといけないことがめちゃくちゃ多いですよね(´-ω-`)

毎日が予想外の連続。

さっきまで静かに寝ていたおじいちゃんが点滴を抜いて血まみれになっていたり、

状態が落ちついていた患者さんが突然急変したり・・・

働いていて、何回「ドキッ!」としたかわかりません( ;∀;)チーン

教科書通りにいくことなんて全然ない!!!!!

とっさの判断をしないといけないとき、

特に慣れていないことはどうしたらいいかわからなくて頭が真っ白になりませんか?

焦って余計に慌ててしまったりとか・・・

わたしは新人のとき、それがよくありました。

今日はわたしの体験談から2つの解決策についてご紹介します!

なぜとっさの判断が苦手なのか?

その原因は『マルチタスク』にあった

病棟看護師の仕事ってマルチタスクの連続ですよね。

※マルチタスクとは、複数の仕事や作業を同時に行うこと。

1人の患者さんだけでも1日にいろいろとやることがあって

  • 処置
  • 検査
  • 保清
  • 食事介助
  • 指導
  • etc・・・

これを1人だけじゃなくて複数人担当しないといけない。

その間に、

認知症の患者さんが点滴を抜いたり、急に転倒したり・・・

落ちついていた患者さんが突然急変するなんて日も。

電話とかナースコールが鳴ったらやっていた作業も中断されるし、

緊急の入院や検査が入ってくることも日常茶飯事。

・・・マルチタスクを頻繁に繰り返すと、

ひとの脳ってどうなると思いますか??

なんと8歳のこどもの平均IQまで下がってしまうんです((((;゚Д゚)))))))

マルチタスクは脳の生産性が40%も低下する

ある本の著者のZackさんという方が

「マルチタスクほど有害なものはない」

と断言しています。

脳は複数の行動をノンストップで行うと、

効率が下がり、脳細胞に悪影響を及ぼすんです。

マルチタスクを頻繁にくりかえすと・・・

脳が収縮し、生産性が40%も低下してしまう。

つまり、脳にかなりのストレスがかかっている状態だということヽ(´o`;

ある調査で明らかになったこと

University of Londonが、

イギリスの企業で働く1000人を対象にマルチタスクが与える影響を調査したそうです。

方法

マルチタスクをしている人に

認識力テストを実施して被験者のIQを図るというもの。

結果

マルチタスクをする大人のIQが

15点ほど下がり8歳のこどもの平均IQと同じレベルになった!

つまり・・・

大人のIQが15点も下がってしまうほど、

マルチタスクは有害で脳の生産性を著しく低下させているということ。

そうやって考えると、

仕事中、特に経験が少ない新人ナースがとっさの判断ができないのも納得ですよね。

だって脳の構造上そうなってるんだもん(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

ちなみに、

麻薬を吸ったり、一晩中起きていたりする状態よりもマルチタスクをした方がIQは下がったそうです。

・・・マルチタスク、恐ろしい_:(´ཀ`」 ∠):

失敗ばかりしていたわたしの新人時代

「とっさの判断」ってわたしもすごく苦手だったんです。

特に新人のときって、本当にわからないことばかりで

「いろんなことを想定して動きなさい」

って言われても、

想定できるだけの引き出しが自分にないから・・・

“はじめて”のことに当たった時は頭が真っ白になって身動きがとれなくなったり。

それで怒られては落ち込むっていう毎日。

今思い返しても、毎日何かしらのことで怒られていたなーと( ;∀;)

じゃあわたしがどうやって改善してきたのか?

その改善方法について、これから書いていきますね。

改善するためにわたしがやってきた2つの解決策

ノートで振り返る

わたしがまずやってみたのはこれです。

ある先輩に

「その日できたこととかできなかったことをノートに書いてみたら?わたしもやってた時があるけど、結構いいよ。」

と教えてもらって、さっそくやってみました٩( ‘ω’ )و

そんなにいっぱい書いたりしないですよ?

1日たったの2〜3行とか、1行しか書かない日も。

でもね、これ本当に効果があったんです!

職場にいるときって、

いっぱいいっぱいで頭が全然働いていない状態だったけど・・・

家に帰って緊張していない状態で書くと、

「あ、そっか。あの時はこうすればよかったんだ。」

って、また同じような場面に遭遇した時には落ちついて対応できるようになったり。

その積み重ねで今があるのかなーと。

今の状態になれるまでに失敗なんてごまんとしてきましたけどね( ;∀;)

でも、失敗しない人間なんていないし

今バリバリ働いている先輩も新人のときにはたくさん失敗していて・・・

自分が新人のときってそういう先輩の姿をみていないから

全然想像できないかもしれないけど、みんなが必ず通ってる道です。

あと、人間の記憶には

短期記憶と長期記憶がありますよね?

実はどんな情報も長期記憶に保存されないと、いざというとき脳から取り出せないんです。

つまり、何度も何度もくり返して脳に定着させることが大事!

1回でできるようになるなんて本当に無理ですからね_:(´ཀ`」 ∠):

あと、ノートに記録しておくと自分の成長がよくわかります!

半年前に書いたやつとか見ると

「あ、今は当たり前にできるようになってる!」

って自分で自分の成長に気付けたり(*´ω`*)

最悪の事態を想定する

もう1つの解決策が、

『最悪の事態を想定する』です。

何をしていても、予想外のことやイレギュラーなことは発生してくるもの( ;´Д`)

それを事前に想定しておければ、

それは周囲にとってはイレギュラーのことでも自分には想定内の出来事になります。

・・・なんだか難しそうですか?

でも、これってすごく大事なことです!

最悪の事態を想定しておくことで、

何かあっても最悪の状態は想定しているので対処しやすくなります。

  • もし、こうなった時のために〇〇しておこう
  • もしかしたら〇〇になるかもしれないし、事前に準備しておこう

とか。

ホントに最悪の状態を想定するのがコツ!

とくに、いろいろとやることが多いと、

ついでに今やっておいた方がいいこととか、未然に防ぐ方法が見つかったりして役に立ちます。

なんか偉そうにこうやって書いてきましたけど・・・

わたしもまだまだ訓練中です(笑)

まとめ

最初はだれでも失敗をするもの。

大事なのは

失敗したことを繰り返さないための努力ができること。

今までたくさんの学生や新人ナースの指導をしてきたけど・・・

本当に「性格」や「能力」は関係ないなってヽ(´o`;

振り返れる人間は超強い。

逆になんとなくできてしまうと、どんどん差をつけられてしまう。

いや、本当に。

『学生のときに勉強ができる=仕事ができる』

っていうことは全然なくて、

紙面上の理解だけで経験から学ばない人は全然成長できないし、

理屈ばっかりで目の前の患者さんがみえてない。

教科書通りにいくことなんて本当になくて、

看護師の仕事は

経験したことを積み重ねていける人が何年か後にめちゃくちゃ成長してる。

一気に物事が改善されることってないし、

日々コツコツやっていくことがすごーーーーーく大事!

以上が、わたしの体験談から語る「とっさの判断力」を改善する解決策でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
ナースひまり
ナースひまり
集中治療室8年目アラサーナース。将来のライフイベントに備えて、現在看護師の仕事をしながら別のキャリアに挑戦中。 人生、健康、恋愛、結婚、お金、人間関係、今後のキャリア・・・わたしは7年以上看護師をしてきて、本当にいろんなことに悩んできました。心身が崩壊しそうになったなんてことも。たくさん悩んできたわたしだからこそ伝えられることがある。そんな思いでこのブログをはじめました。詳しいプロフィールはこちら
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